労使トラブルをより早くより安く解決を図るなら

労使トラブルは会社の病です

 

突然ですが、社長さんの会社はブラック企業ではないですよね?

 

会社組織を人の体に例えて言うならば、労働者は、人の体を構成する手であり足であり、目であり耳であり、内臓であり血液であります。社長さんは人間の中枢、脳ミソです。人が夢や希望を抱き、夢の実現のために目標を設定して全身を傾けて生きてゆくように、会社もまた理念を掲げ目標を設定してその成就のために労使一体となって進んでゆくものです。そういう意味で労使は一心同体です。

 

人はどんなに健康に注意して健康的な生活を送っていても病になるときはなるものです。もちろん、病になりやすい体質の人もいます。また生活習慣や食習慣により、病気に罹るリスクが高くなることもあります。たばこを吸う人はたばこを吸わない人に比べて肺がんになるリスクが高いことはよく知られたことです。過度の飲酒は肝機能を低下させやがて肝がんを発症したり、膵臓を痛めたりします。毎日の睡眠時間が短いと、脳疾患や心臓疾患を起こしやすくなります。

 

生まれつき病弱な体質の人がいるように、業種によっては業務の性質上労使トラブルを起こしやすい会社があります。
病弱な人はそうでない人に比べて、より病にならないよう健康に留意して日々の行動を規律しているように、業種的に労使トラブルを起こしやすい会社は、そうでない業種の会社よりもなお一層、労働条件を整えて労務管理を行い、職場環境を整備する必要があります。

 

また、日々の生活習慣や食習慣が悪いと、病を発症するリスクが高くなるのと同じように、会社の習慣や体質的にとして労使トラブルを起こしやすいところもあります。こういった会社は、人間が生活習慣や食習慣を改めることで、体質強化を図り病に罹りにくい肉体に改善できるのと同じように、一度会社の現状を客観的に見直して、労使トラブルを起こしにくい強靭な体質への改善を図っていく必要があります。

 

しかし、では毎日健康に注意を払って節制を心掛けていれば病気に罹らないのかというと、残念ながらそうではありません。私の母は、私が24歳の時、母が51歳の時に肝臓がんで他界しました。母はお酒も飲まず煙草も吸わない人でした。がんは正常な細胞のDNAが変異して、分裂増殖して大きくなっていくそうです。正常な細胞は体の制御機能に支配されて無茶な分裂や増殖をすることはないのですが、がん細胞は体の制御機能を無視して勝手に分裂増殖を繰り返し、やがて臓器に浸潤していきます。
つまり、どんなに健康に注意して、節制を心掛けていても、病になるときはなってしまうものなのです。

 

労使トラブルも同じです。会社が、どんなに労使トラブルが起こらないように毎日の労務管理を心掛けていても、起こるときは起こってしまうものなのです。

 

しかし御社が、いわゆるブラック企業と言われている会社でない限り、人間の体が病になると本質的にその病気を治そうとする機能を備えているように、そしてそこに医師による治療を施すことで病気が完治するように、労使トラブルの解決を図ることができます。

 

ブラック企業は、一時の快楽を求めて麻薬や危険ドラッグに手を出す愚かな人間と同じです。麻薬や危険ドラッグは、精神を破壊して幻聴や幻覚を出現させ、あるいは肺や肝臓などの臓器を破壊し、寿命を縮めます。特に一時に過度の量の麻薬や危険ドラッグをを摂取すると、ショック死してしまうこともあります。

 

労働人口減少過程にある日本では、ブラック企業には労働者が集まりません。

 

社長さんの会社がもしここ3年以内に複数回労使トラブルが起こっているようであれば、病になりやすい人と同じく、一度“メディカルチェック”を受けた方が良いでしょう。ブラック企業のレッテルを張られないうちに、です。

 

そのためには社長さんの意識改革も必要かもしれません。
社長さんや労働者の上司と労働者とがうまくコミュニケーションが取れていない会社は、労使トラブルを発生させ易い状態にあります。

 

人も、時々健康診断を受けて、病にならないよう予防をするように、会社も定期的に健康診断ならぬ会社の労務管理や労働条件の診断を受けて、労使トラブルを予防する必要があります。

 

また、病になったら直ぐに診てもらえる近所の掛り付け医がいるように、社長さんの会社も掛り付けの専門家社労士を持っておくと、予防のための定期的な診断から労使トラブルでの初期の対応まで、事が大事に至る前に対応できて安心です。

 

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